学校

娘の大学の学費を払った

18日が大学の登録開始日だった。
高校の登録日は娘が勘違いをして日にちを過ぎてから気づき大慌てだった。
なので、Googleのカレンダーに書き込み忘れないようにした。
でも、本人は忘れてた。まったく、、、オオモノになるかもな。

で、学費。
健康保険の方が高かった。
学費180ユーロ+健康保険219ユーロ=399ユーロだった。

インターネットからカードで払ったので、通販と勘違いしてしまい。
「何だ、高いな」と思わず言ってしまった。

健康保険は100%カバーされないので、学生向けの安いmutuelleに入らないといけない。けど、それもビックリする金額ではないと思う(と希望する)。

学費が安い上に家賃補助が出ると言うのは本当に助かる。
日本はとにかく英語英語英語の国だから海外の大学へ、というと英語圏への留学が多いけど、ふらんすの大学の学費は留学生もふらんすじんと同じ学費で留学出来るのだから、ふらんす留学も考えても良いんじゃないか、と本当に思う。

論文などは英語で書くらしいし、交換留学だって活発らしい。例えばアメリカの大学は個人で留学したら恐ろしい学費を払わないといけないけれど、交換留学で行けば学費はふらんすの大学の学費と同じで行ける(と聞いた)。条件としては悪くないと思うけどなぁ。


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野心

7月5日はバカロレアの結果発表の日でした。

これって毎年同じ日なのでしょうかね。
フランス語の先生が「子どもの誕生日が7月5日でね。バックの発表と同じ日で、合格した日は誕生会も一緒にしたわ」なんて話してくれました。

娘は前日心配でよく眠れなかったそう。
私は前日まで平常心だったのですが、朝になったらそわそわしてきました。

学校に行って結果を聞いて書類を貰って来る、と支度をし始めた所
「友達からメール来た。合格してるって!」
おぉ、おぉ、それは良かったよぅ。。。

バカロレアの合格率は80%くらいとか言われます。殆ど合格じゃん、簡単じゃん、と取られがちですが、端から見ると結構大変だったような気がします。

というのは、試験科目がとにかく多い。というか全科目の試験を受けて点数がつきます。体育も点数がつくし、理科の実験の試験も受けます。外国語も娘は英語、スペイン語、日本語の3科目受けました。オプションで取っていた美術も何点か勉強の合間を縫って作成しました。オプション科目を沢山取っている子は点数も上がりますが、試験科目も多く負担も増えます。

こんな事書くと怒られちゃうかしら。でも書いちゃうよ。
日本程簡単に高学歴のディプロマを取れる国ってないんじゃないかなぁ。今は少子化で推薦など簡単な試験で大学に行けるようになったし、卒業もそう難しくなく出来るところもあるし。各大学のレベルは置いといて、「大卒」の資格が簡単に取れる国だなぁ、なんて思ったりします。

話は変わり
女の子はそう大きな変化はないけれど、男の子は化ける、と先生をやっている知人から聞いた事があります。

つまり、女の子は小1で「この子はしっかりしていて勉強も出来るな」と言う子はずーっと優等生な子が多い。
けれど、男の子は「大丈夫か、この子」というスタートでも、学年が上がり目標やら何かのきっかけでスイッチが入るともの凄い集中力を発揮し、「化ける」そうなのです。

娘は女の子ですが、最後の最後で化けてくれました。
今年始めの先生との面接では「このままでは大学に進んでも2年生に進級出来ないでしょうから、2年制の職業訓練学校も考えた方が良いですよ」
なんてキツい言葉を頂きました。

と、言っても後から聞いた所、この言葉、娘だけではなく、殆どの子に言っていた、と翌日分かりましたが。
先生なりの愛のムチってやつだったんでしょうか。

その後のバックの模試でもイマイチの成績しか取れず。。。

どうも本人は相当の危機感を持っていたようですが、親の私は全く心配せず。
というのは、あんなに勉強しなかった娘が去年に入ってから急にまじめに勉強し始めたのです。
あんなにゴロゴロするのが好きだったのに。あんなに誘惑に弱かったのに。
全てを断ち切り勉強してました。

しかし成績は結局ずっとクラスの平均以下でした。
が、成績が出た後の最後の試験にとても良い点数を取り。。。

バックの合計点は超素晴らしい!という点ではありませんでしたが、主要理系科目でとても良い点数が出ました。
特に数学は20点中17点でクラスで一番だったとか。
先生から聞いた時に「ウソだー!」と叫んでしまったとか。
興奮した状態で電話して来ました。
生物、物理・化学の実験の試験では失敗してしまい相当落ち込んでいましたが、筆記でかなりカバー出来、予想以上の点数が出ました。
生物の先生からは「実験で失敗したのによくこの点が取れたね」と言われたとか。

娘はこれから理系科目を専攻したいそうで、今後他の学校に行く際、このバックの理系科目が非常に大切になって来るそうです。

バックの結果が予想以上に良かったので、娘はもう一段上に行きたいという気持ちになったようです。

金曜日のあさイチで林真理子さんが出ていて「野心」について話していましたね。
私も野心を持った人、特に若い人がとっても好きです。
なんとなーく、野心を持つ、とか女の子なのに気が強い、とかあんまりよく思われていませんよね。
頑張ってるなんて格好悪い、みたいな。
でもさ、失敗したって痛くも痒くもない若いときに野心を持たないでどうするのさ。一体いつ挑戦するのさ、それこそ今流行言葉の「今でしょ」と言いたい。

なので、娘が野心を持ち、もう一段上に行きたい、と思うようになったのはとても嬉しいです。
小さい頃は良い表現だとおとなしく、悪い表現だとぼけーっとしていて、自信がなかったのに。
こうやって努力をし、結果が着いて来るんだと分かると人って強くなるし、野心的になるんだなー、と娘を見て思いました。
そう言えば私も「女の子だからこそ勉強し、手に職をつけないといけない」と焚き付けてたな、と思い出しました。
自分が親から「女は学歴なんていらない」と言われて育ち、実際手に職がないが為にとっても弱くて困った立場になってしまったので尚更強く女の子こそ学歴が必要だ、と思ったのです。

でも、これはただの通過点。
悔いのないように生きて欲しいものです。

因みに、担任の先生の愛のムチが効いたのか、娘のクラスメイトは全員合格したそうです。
これはあんまりない事だそうで、普段無愛想な先生も笑顔だったそうです。
良かった良かった。


進路は変えられる

もう7月だというのに寒いです。。。

今年は冬が長く、5月の末まで雨と寒い日が続きました。
子どものサッカーの試合も雨で順延になる事が多く、しかし6月中には終わらせないとならないので、予定通りに試合をこなしていればやる事はなかった水曜日の夜にも試合がありました。

5月とは思えない寒さと結局雨の中の試合。ダウンジャケットを船便1便で送ってしまった事を後悔した程です。

6月に入り爽やかで超乾燥した日が数日続き、やっとよい天気になって来たわ、と喜んだら今度は猛暑日が続きました。35度以上はある日が1週間程。

私が住んでいる所は本当に天気が悪い日が多いです。1年の2/3は曇りか雨。でも夏は爽やかでカラッとした晴れの日が少ないですが2週間ちょっとはありました。
ですが、ここ数年は以前はそんなに降らなかった雨の日が増え、晴れたと思ったら突然の猛暑。暑くなると日本の夏と変わらないくらい湿度も上がります。
でも、ここは夏が短く一般家庭にクーラーは普及していません。もちろん、今借りている家にもクーラーはもちろんなく、扇風機の生温い風で凌ぐしかありません。

そんな猛暑が1週間程続いたあと、突然また雨で寒い日が戻って来てしまいました。また明日から少しずつ太陽が戻ってくるようですが、この天気の悪さには本当に苦しめられました。
でも、娘の同級生などは逆に天気が良い日が苦手なんだそうで、生まれてからずっと曇りか雨が当たり前だとそうなるんだー、とビックリしました。

そういえば
子どもが入っていたサッカークラブですが、週末にリーグ戦とカップ戦をしていました。
カップ戦はどんどん勝ち進み、準決勝は4連休中だったから、相手チームの選手の数が揃わず不戦勝。
とうとう決勝まで勝ち進みました。

決勝戦はウチから40キロも離れたstadeで行われました。正確には行われる予定でした。
観客席もあり、かなり良い状態のサッカーコートで、こんな所で最後に試合が出来るなんて良かった良かった、なんて思いながら試合が始まるのを待っていました。この日のためにビデオもしっかり充電し準備万端です。

しかし、、、
待てども待てども試合が始まりません。
そのうち、ユニフォームを着ていた子ども達が着替えて普段着に戻ってしまいました。

一体どういう事だ?と近くに居た同じサッカークラブのお母さんに聞いた所、
なんと、相手チームはコーチの身分証明書、選手登録書など全ての書類を忘れてしまい、急いで取りに戻っていたのですが、時間切れとなり、試合は行われず、この試合も不戦勝となりました。

何日か前にも書きましたが、子どもが入っていたサッカークラブのU15は1998年生まれの子で一チーム、1999年生まれの子で一チーム作っていました。
他のクラブはごちゃ混ぜだったり、1軍2軍というような構成をしていました。
この頃に1年の差はとても大きく、背の高さも体つきも差が出ています。

相手チームは背の高い子達で構成されたチームだったので、多分試合をしたら勝てなかったかも知れません。
そうかも知れませんが、やっぱりちゃんと試合をして終わらせたかったです。とても後味が悪かったです。
審判もちゃんとしたプロの審判、いつもの試合だったら父兄がやっていた線審もプロの審判がいたそうで残念でした。
子どもにあとから聞くと、相手チームはコーチ同士、選手同士で喧嘩を始めてしまっていたとか。

因みに相手チームは隣町のプロ3部に所属しているクラブのユースでした。
そんなプロのクラブなのに、重要な書類を忘れて来るって。。。何だかビックリな出来事でした。


さて、
私は日本の教育を受けて来たので、どうしても日本の教育をこの国の教育を比べてしまいます。
こちらの国の教育は、高校に上がる時に大学に進学する為のコース、手に職をつけるコースと自分の将来がその時点で決まってしまい進路の変更が難しいそうで、それに比べると日本の教育の方が、極端な例ですが大学を卒業してからでも職人さんの所に弟子入りすることが出来る、など柔軟だな、と感じていました。

ですが、子どもが高校に進学し、周りの知り合いのお子さんの事や娘から聞く同級生や友人の話などを聞くと、日本、またはそれ以上に進路変更が可能な教育である、と分かりました。

例えば
・高校を卒業したら就職する事が前提で、手に職をつける為の高校を出た子が取る、Bac Pro でもバカロレアを取っていれば大学に進学出来る。
・大学進学する為の普通高校で文系のバカロレアを取っても理系の学科に進学出来る。
・バカロレアを取っていれば、いつでも大学に入る事が出来る。
・簡単に大学、学科を変える事が出来る。
・バカロレア試験に落ちてしまった場合、翌年のバカロレアに合格するための学校がある(高校とは違う)。
などなど。

問題は、例えば職業高校は高校を出たら就職する事が前提でカリキュラムが組まれていますので、大学進学する為の高校に比べたら机上で受ける授業は少なく、実践的な授業やstageが多いとかで、大学に進学してもついて行けるかは微妙。

同じく、文系の子が理系の学科に進学した場合や、理系や文系の子が高校であまり勉強して来なかった経済系の学科に進学してもついて行けるかは不明。

なので、やはり早めに自分はどのような進路に進みたいのか、というのを少し考えておく必要はあるようです。
これは日本と同じでしょうか。

例えば、娘の友人は2年程美術学校に通っていたのですが、色々思う所が有ったのか、9月からは大学の数学科に行く事にしたようです。ものすごい方向転換だな、という印象ですが、元々理系のBacを取った子ですし、こう言う子は結構いるとか。

それに、こちらは飛び級やら留年も当たり前なので、2年くらい遅れていても全く問題がありません。
というか、何で日本ってあんなに年齢を気にするんだろう。テレビを見ていても、例えば私は「笑ってこらえて」の海外支局を作ろう、のコーナーが好きなんですけど、必ず女性にインタビューする時に「いくつですか?」って聞きますよね。あれ、止めたら良いのに、といつも思います。見ていてこちらが恥ずかしくなりますし失礼です。

また話が逸れました。
バカロレアに合格する為の学校がある、というのはなかなか良いのではないでしょうか。
うちの娘もバカロレアが落ちてしまったらここに行く?なんて話をしていますが、是非とも合格していて欲しいものです。というか合格していないと困ります〜。
また、追試もあるようです。

一方問題点もあるようで、
学費がほぼ無料というのは親としてはとても助かりますが、無料である故に、大学に行ってみたら自分が勉強してみたかったものではなかった、など簡単に辞めてしまい翌年別の学科に登録する、という子が非常に多く、いつまでも学生をしている子が非常に多いのだそうです。

親は子どものために教育ローンを組んでいると言うのに、何年も学生をされたらたまったものではありません。
そうでなくても、人気の医学部はジェネラリストになるのでも9年、スペシャリストになるには更に数年学生をしないとなりません。一体ローンの金額はいくらになってしまうんでしょう。。。

ウチはそんな長いモラトリアムをさせる余裕はないからね、と今から言っています。

携帯電話と学資ローン

大学からは合格というか受け入れの知らせは貰いましたが、バカロレアの結果は未だ出ていません。

が、娘の携帯電話の契約に行ってきました。

我が家はずっとOrange(ふらんすてれこむ)で携帯を契約していました。理由はここに来た時にはOrangeくらいしかまともな会社がなかったからです。しかしここは料金がやたら高い上に、国営企業の名残といいますか、本当に本当に店員の態度が悪い。悪すぎます。

数ヶ月前に娘は洗濯物の中に自分の携帯をいれたままにしてしまい。。。あっけなく使えなくなってしまいました。
しかし!その為に月々9ユーロの保険を掛けていたのよねー。良かったねぇー。
と急いでOrangeの店舗に行ってみた所、たった一言「ここに来ても何も出来ません。Orange mobileに電話して」でお終い。

ということで電話をしたのですが。。。
最近の大きい企業の電話って、「〜の方は1を、〜の方は2を・・・」と続き、該当する番号を押すと、また細かく「〜の方は1を・・・」が何度か続き、最後は「これについては〜」と音声説明でいきなりぷつん、と電話が切れる、という所が非常に多いのです。これって日本も同じでしょうか?
人間と話したいのに話せないイライラ。一体何番を押して行けば人と繋がるのか、何度か試行錯誤をしてやっと「只今お繋ぎしますのでお待ちください。待ち時間は10分です」なんて言われた日には。。。

で、待って待ってやーっと繋がったー、と思ったら
「保険なんてかけられていません」と一言でお終い。

仕方がなくもう一度店舗に行き、契約を確認してもらうと保険には入っている、と言うじゃないですか。

「ではその契約書をコピーしてもらえませんか」と頼めば「それは出来ません。ここでは何も出来ないのでOrangemobileに電話して下さい」とまたしても言われ。。。

「私は外国人で仕事探しに非常に苦労していますが、この仕事だったら私でも出来そうですね。だっていつも”Orange mobileに電話して下さい”と言えば良いのですから」と言ってみましたが、お店の人にはこの嫌みの意味が分かっていないようでポカーンとしていました。

このOrange、数年前にノルマ制を導入した所、自殺者が続けて出てちょっとしたニュースになりました。

ちょうどその頃、iphone 3Gが出た頃で、一度Orangeに話を聞きに行き、説明を受けた後少し考えるために店を出て、やっぱりiphoneにしようと戻って来て先程と別の店員さんと契約を結んだのですが、その時に説明をしてくれた店員さんが客(私たち)が居るにもかかわらず「オレの客を取るな!」と契約をしてくれた店員さんに怒っていました。

それに、Orangeの店員は人によって言う事が違う!一度変なばばぁに当たって頓珍漢な説明を受け、一度店を出たのですが納得がいかず別の店員さんに同じ質問をしたら全く違う事を言った、なんてこともありました。

娘の携帯電話の顛末ですが、じゃぁ新しいのを買い直そうとしても、娘が使っていた携帯はソニーのもので大したものではなかったのですが、携帯だけの購入だと450ユーロもしていしまいます。かといって、今の契約を破棄して新しい契約をし、携帯を安く買おうとしても、2年縛りの契約なのでそれをするなら高額な違約金を払わねばならず。。。

その頃には帰国の話も出ていました。海外への転勤や留学だったら契約期間内でも途中解約が出来るとのことなので(この事を、あのばばぁは「どんな理由であっても途中解約は出来ない」とか言ってくれた)、このままにして、親の帰国を機に新しい携帯会社にしよう、ということになりました。全くやれやれです。

料金が高い上にサービスも悪い。全く良い所がないので、今回は同級生で使っている子が多いというSFRという所で契約しよう、と家を出ました。

車を停めてSFRの店に歩いて行く途中、Freeというインターネットやら携帯やらを取り扱っている会社が「19.99ユーロでインターネットし放題」なんていう広告が目に入ってきました。

これ、SFRより安いよね。SFRに行く前にFnacに寄って色々調べよう、と予定を急遽変更しFnacへ。

Fnacは本屋、電気屋などが合わさったお店で、記憶ではここも携帯を取り扱っているのでは、というのと、ココではMacが使い放題なので、ここで他の携帯会社のプランも調べてみよう、と思い立ったのです。

Fnacでは携帯自体は売っているけれど、通話プランなどはありませんでした。
しかし、Macを使い他の携帯会社のプランを調べた所、SFRよりVirgin mobile の方がとても安いプランを提供していると分かりSFRに行く前に Virgin mobile に行ってみました。
Freeのプランも心惹かれたのですが、Freeは実店舗がないのです。その分安く出来るのでしょうが、やはり何でも電話で、というのも何かと心配ですし。。。

Virgin mobile はその名の通り、音楽のVirginがやっている携帯会社です。
お店にはそこそこ人が居ましたが、店員さんもそれなりに居てOrangeのように意味なく待たされる事なく直ぐに対応してくれました。

話を聞いてみると、一番高いプラン(45.99ユーロだったか)にすると、299ユーロのiphone5が200ユーロ引きになる、と言うのです。2時間通話無料、インターネット4G、SMS共に無制限、その上52カ国の国際電話が無料なのだそうです。残念ながら日本は入っていませんでしたが。。。ヨーロッパはもちろん、アメリカ、カナダも通話料無料です。

本当にナニが腹が立つかって「ヨーロッパは一つ」なんて言っておきながら、隣の国に行ったら途端に国際電話扱いになり料金がぐーんと上がる事です。ヨーロッパは一つなんだったら携帯電話だって国内料金にしてくれたって良いのに!と思ってしまいます。

最初は一番安いプランで、と思っていたのですが、そうするとiphoneが550ユーロくらいなので、1年間のトータルは一番高いプランの方が100ユーロ近く安かったです。
一番安いプランは何かと制限もありますし、一番高いプランにすると、来年出るiphone6を無料で交換してくれるということで、ここで借りるのなら一番高いプランだな、と心の中では決めたのですが、ここで契約する前にSFRにも行って料金を比べた方が良いだろう、と店員さんの前で思い切り日本語で話し(もちろんSFRという単語は出さず)、「もう少し考えてからまた来ます」と言って店を出ました。

SFRは土曜日なのに客はそれほどおらず。
話しを聞いたら、たとえ高いプランを選んだとしてもiphoneは550ユーロくらいしますし、翌年iphone6に無料交換という特典もなく、国際電話も有料です。

全くお話にならず、再び町をブラブラ。丁度Orangeの前を通りましたがSFRと良い勝負のガラガラ状態でした。

こんなに安いって何かカラクリか何かあるんじゃないか、と丁度Phonehouseという色んな携帯会社をまとめて取り扱っているお店の前を通ったので、ぶらりと入り、iphone5を契約したいんだけれど、SFRとVirginと迷っていて、と話してみた所
「VirginはOrangeとSFRのréseau(日本語でなんと言うのでしょう。「網」という意味なのですが。基地局でしょうか)を使っているので繋がりがあまり良くないときが有るのと、店員さんのサービスがあまり良くない」とのことでした。

つながりが余り良くない、と言っても。普段は電話とSMSくらいでインターネットはパソコンですれば良い訳だし、店員さんの態度はOrangeに比べたら数段良かったので、それくらいならばVirginで良いだろう、と再びVirginに行って契約をしました。

他の会社より料金が安いからか、契約をしている間もお店にはお客さんが続々と入ってきます。
が、どのお客さんもウチと同じような組み合わせ(高校生と親)ばかりです。

「皆大学生になるから携帯も新しくするのかねぇ」なんて私が言いましたら
「本当にそうだよ。友達もみんな変えているもの」という返事。

そういえば、、、
少し前に娘と同じ学年のお子さんを持つ方と話しをしました。その方が言うには、その方のお子さんの同級生の多くがこの前のクリスマスに大学用に、と新しいMacを買ってもらったそうで、
「うちもそうした」
と話してくれたのです。

その話を娘にしたところ、やはり娘の同級生の多くもこの前のクリスマスに新しいパソコンを買ってもらったそうなのです。

私としては、進学の時にまとめて揃える、というのがよくあるパターンかな、と思っていたのですが。

でも、その一度には買わない、には理由があるそうなのです。

うちは多分多くの日本人家庭がそうしてきたように、子ども達が小さい頃から少しずつ進学費用を貯金してきました。
今回娘が大学に進学するにあたり、その貯金を使う事になったのですが。。。

それを娘が同級生に話した所ものすごく驚かれた、というのです。

娘の同級生の多くの親の計画はこうです。
一人目の子どもが生まれると、その子が大学進学する年齢になるまでに家を買い、住宅ローンを組む。
子どもが大学進学する直前に住宅ローンを返し終わり、今度は子どもが進学するために学資ローンを組む。

これがこちらでは一般的(?)なようで、多くの同級生の親は1年ごとに銀行からお金を借りるそうです。
こちらの大学はほぼ無料ですから、子どもの生活費の為にローンを組む、というのが正解かも知れません。

とにかく「貯金」という概念がないそうなのです。

それで謎が解けました。

ここでも何度か書いていますが、こちらのお子さん達、本当に、ほんとーに色んなものを持っています。
小さい頃は店が開けるくらいのおもちゃ、大きくなるとブランドの服、下の子は現地校で中2ですが、携帯電話を持っていないのはクラスで下の子とあと一人だ、と言うのです。そして多くの子がスマートフォンを持っているとの事。

休みになれば数週間のバカンスに出かけるし、フランス人てお金持ちだなぁー、とずっと思っていました。
そうか、あるだけ使ってしまうのね。

そういえば、大学の学費(180ユーロ前後)もウチの親は払えない、だから奨学金貰えて良かった。と同級生数人が言っていた、と聞いて、冗談でしょ、皆きれいな服着てバカンスも良い所に行ってるじゃない、と答えていました。なぜなら娘がお友達と買い物をすると値札など見ずに躊躇せず買い物をしているそうなのです。ですがあながち冗談でもないようです。

で、パソコンと携帯を別々に買う、ということにしても、同時に買う事が出来ないから別々に買うのだ、そうです。でも確かにこれを同時に買うのは本当に大変なことです。そうか、その話を聞いていたらうちもパソコンは別の時に買ったのにな。進学時にまとめて揃えるもの、という考えに囚われてそんな考え、思いもつきませんでした。

この国は社会福祉が充実しているし、税金も高いそうなので国に貯金をしている、という考えなのでしょうかね。でも、日本人のように、悲観的になって何もせずどこにも行かず将来のために必死になってお金を貯めるというのもつまらない人生かも知れません。いつまで生きていられるかなんて誰にも分からない訳ですしね。。。

話は携帯電話に戻り、
色んな面で日本よりかなり遅れをとっているこの国ですが、インターネット関係はこちらの方に軍配を上げたくなります。
光、などは未だ大都市にしか普及していませんが、
こちらは インターネット+電話+テレビ この3つが一緒の契約が一般的です。料金は約35ユーロ/月。
テレビは300チャンネルくらい見られますし、それよりなにより固定電話が凄いのです。
世界約120カ国の国際電話が固定電話に限り無料なのです。この中には日本も含まれます。
国内と何故かカナダ(会社によっては他の国も)への携帯電話も無料になります。
カナダへの携帯も無料というのは、ケベック州に多くのふらんす人が移住して住んでいるからかな、と推測しますがどうでしょうか。毎年五千人ものふらんす人が移住しているそうです。

と書いてみましたが、ウチはふらんすのテレビは見られません。超ど田舎なので、4年近く前に引っ越した時には未だテレビの回線が来ていなかったのです。仕方がなく衛星でふらんすのテレビを見ていましたがそのうち何故かふらんすの主要チャンネルが見られなくなってしまいました。

後ろに住んでいる大家も同じ衛星アンテナで見ていたのですが、リモコンで調整したところ見られるようになったとの事。しかし何故かウチのアンテナはどういう訳か見られないままになってしまいました。

といっても、主要チャンネルは全然面白くなく、だったらこのままで良いわ、とそのまま見なくなってしまいました。

先日パリに行った際にアパートを借りたのですが、ここはホテルと違って一般家庭が使っているインターネット契約だったので300チャンネルのテレビが見られたのですが、すっごく面白い番組が結構有って、あー、これらが普段から見る事が出来たらもっとふらんす語が上達したかも、なんて思ったりもしました(上手くならなかった言い訳ですが)。

で、このインターネット+テレビ+電話の契約にプラス携帯にするとかなりお安く携帯電話が使えるようです。
日本もこんなプランが出てくれると良いのになぁ、もうあるのかしら。

それもそうですが、高校生で親は貯金がないだのそんな話をする事の方が驚いてしまいました。
日本の高校生もこんな話、するんでしょうかね?

不景気と医者人気

ヨーロッパは不景気らしい。
おふらんすの25歳以下の失業率は25%くらい。
イタリアやスペインは50%くらいだから、それに比べると未だマシなのか。

だからか医学部に進学する子が今年は凄く多い。娘のクラスでは半分が医学部に進むようだ。
でも、これは娘のクラスが特別なのではなくて、他の理系クラスもお隣の高校も皆こんな感じらしい。

3月に大学のオープンハウスがあった。
見に行った化学学科の説明会は100人くらい入る教室が大体半分くらい埋まっていたかどうか。
でも、ウチもそうだったけれど、殆どの子が親と一緒に来ていたから、生徒だけだったら20人居たか居ないか。

一通り説明が終わり、ではどんな事を研究しているか、という話になった時に殆どの親子が出て行ってしまった。
我が家は残って聞いて行った。

有機LEDやら薄型テレビの研究って化学の分野だったのねぇ。と素人の私はチンプンカンプンだった。

けれど、最後に先生は
「化学というのはいつも冒険をしているような物で、新しい発見が常に有る学問なのですよ」
と、なかなか良い事を言って感動した。

この国の大学は学区がある。
最初はすごく驚いた。どこに行っても良いじゃん。社会主義か!

でもそれには理由があるらしい。
今までは限られた人しか大学に行かなかったけれど、最近は授業料が無料なのもあって進学者が急増している。
学区を作らないとパリなど都会の大学に生徒が集中してしまうから。

ということで娘は田舎はもう、うんざりだから大学はパリなど都会の学校に行きたい、と思っていたのだけれど諦める事になった。

親の本音を言うと、パリは物価も居住費もかなり高いので、たとえ授業料が無料でも仕送りが大変だから田舎の大学に行ってくれて助かる。けど、本人的にはいつまでも田舎ってのはやはりつまらないよねぇ。

一方で、地元の大学は理系の学科はレベルが高く、ふらんす4大大学の一つになっているらしいから勉強の面では良かったんじゃないか、とも思ったり。

同じ理系でも、医学部の人気は凄かったようで、説明会も千人は入る大講堂で行われて超満員だった、と医学部の説明会に行った同級生が娘に話してくれた。

こんなで、毎年大体1800人くらいが医学部に登録するらしいのだけれど、今年は2500人も登録したらしい。500人くらい足切りをする、という案もあったらしいけれど、それでは不公平だ、という反対意見が出て足切りはなくなったらしい。

でも全員が医者になれる訳ではない。2年生に上がれるのは二〇〇数十名。
1年生は2回しかなれない。それも、後少しで進級出来たのに、と言う生徒だけが2回目の1年生になれる。
その優秀な生徒が優先して2年生になれるので、ストレートで2年生になれることは滅多にないようだ。

おふらんすでは高校まで日本のような予備校や塾などに通う子は殆どいない。けれど、医学部に登録した子の多くは2年目に上がれる為の予備校に行く。色々なコースがあるようで、一番高くて年間4000ユーロくらいらしい。

どんな家庭環境の子でも等しく教育の機会を持てるように、ということから大学の学費は無料になっているけれど、こう言う所で結局各家庭の経済格差が出てくるんだなぁ、と思ってしまう。

こうやって医者になると、今度は給料が良いアメリカに移住してしまう人が多いらしい。
本当かどうかよく分からないけれど、ふらんすの医師免許がアメリカでも使えるらしい。
なので、ふらんすは医師不足で、今度は東欧の医師がふらんすに来ているようだ。
そういえば、この前救急に行ったら、東欧の名前のあまりフランス語が上手じゃないお医者さんが対応してくれたなぁ、とその話を聞いて思い出した。
若い医者の流出を防ぐために医学部を卒業しても、数年ふらんすで働かないと医師免許を与えない、と規則を変える動きもあるらしい。

ふらんすでお医者さん、なんて悪くないと思うけどなぁ。日本の勤務医は、聞くとすごく忙しそうだけれど、ふらんすのお医者さんは勤務医であってもしっかりバカンスを取っているし。

不景気になると資格を取って安定した生活を目指す、というのはどの国でも同じなんだなぁ。色んな場面で考え方が違うなと感じるけれど、こう言う所では国は越えるんだなぁ。


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