2010年05月

肉を求めて7里 後編

今お肉を買っている人以外は列が出来ていない事を確認して
いっそいで肉売り場に戻る

あ~、この後誰も来ませんように
ヨーロッパの人たちは肉は塊か厚切りにして食べるので、薄切り肉はメジャーじゃないのです

と、思ったら直ぐに私の後に人が並んだわ
話している言葉を聞いたら、ワタシが住んでいる国のお言葉… 最悪だ

もしもあの翻訳がヘンテコで、肉売り場の人が理解出来ず、ワタシはドイツ語が分からず、トンチンカンな問答が繰り広げられて、後ろの人に
「もぅ、このアジア人訳分からない事言ってないで、とっとと肉買って立ち去れよっ!」と言われたとする
これがドイツ語だったら良いさ、だって理解出来ないもの
けど、おふらんす語じゃ分かっちゃって気分悪いわ、ヘンな事してるって自負してるからもの凄く凹みそうだわ

自慢じゃ有りませんが、この国に住んで計14年近くになりますが、お国の言葉なんかさっぱりですわ
けど、ワルグチだけは何故か分かるのよねぇ

忘れもしない、下の子を産むために分娩台でウンウン言っていた時
あともうひといきみすれば子どもが出て来ると言う時に、いきみ方がよく分からず
いくらいきんでも全然出て来ず「一体どうすりゃいいの」と自分でも困っておりました

その時他に子どもが産まれる、と言う人が居なかったようで、私の周りには産科の看護師さん、助産師さん7人ほどがずらっとワタシの周りをかこんでおりました

いくらいきんでも産まれない私の頭上で、彼女たちは
「この人本当にいきむの下手ねぇ」
「本当に!」ゲラゲラゲラ と話し始めてさ

今まで何言われても
「エッ、何?言ってる事分かりませんけど」だったのに、急に理解出来ちゃって
「ナンだよー、人が必死な時に!もう帰る!!」と本当に分娩台から下りて帰ろうかと思ったのですが
「そんなことしてどうなるのだ」と気を持ち直したのでした

あっ、話が逸れた
だから、イヤだった訳です。おふらんす語話す人たちの前で買い物するの
しかし、仕方が無い。腹をくくる事にする

自分の順番が来て、欲しい肉を指差し、あの翻訳を書き写したメモを見せる ドキドキ
ダメだったら塊ごと買って冷凍庫に入れて、半分凍った時に薄く切れば良いかぁ、などなど考える

すると、合っていたのか「良いよ~」とシャッシャカ切ってくれたのだ!
なんと優しいのでしょう
ウチの近所のスーパーだったら絶対「イヤ」って断るよ。というか断られた事あるし

肉屋でだって、この前頼んだらやたら高かったので店の人に聞いたら
「薄切りにした手間賃を乗せといた」なんて言いおって
アータのお給料にそういうのも含まれてるだろ、エッ!と言いたかったが言えなかったので
「今度はアータが居ない時間に来るわっ!」と言い残して帰って来たのだった

なのに、ドイツの人って本当に親切だわ。全然嫌がらないし
子ども達に「ハム食べる?」とか言ってハムくれたし
本当にとなりの国なのに何故こうも違うのか

ビックリしたのはドイツの人が親切だった、とか翻訳が合っていた、だけじゃなくて、その値段
ハッキリした値段は忘れてしまったけど、1キロ8ユーロ台で、今回800グラムも買ったのに6ユーロ台だったんですのよ
ハム並みの値段なんですけど。イヤ、ハムより安いかも
これは肉売り場、いつも行列できるわ

こうやって手に入れたお肉は
ブログ1
これザンスの

食べてみたら、アラー、とっても美味しいわぁ
何で今まで買わなかったんだろうー
ガソリン代や時間がちょっとかかっても行く価値アリだわよー
日用品も全然安いしね

因みにスーパーの駐車場はワタシが住んでいる国の車で一杯でございました
皆考えるのは一緒だね

で、パン売り場でこの前買ったおいしいデニッシュに再会したのでまた買いました
ブログ2
手前はリンゴ
奥が前回買ってとっても美味しかったデニッシュ
嬉しくてショーケースに有ったもの全部買ってしまった

関係ないけど、肉屋の前でボーゼンと立ちつくしていたら

ブログ5

ブログ3
イギリスのロータスなんちゃら、という車が沢山通りました ツーリングかしらん?
自分で作る、組み立て式の車らしい

ということで、ドイツ人の愛に触れ、お肉の美味しさに感動した「愛と感動の巨編」は幕を閉じたのであった

って、くだらないよねー
肉ごときで大騒ぎしちゃってさ

けど、長くガイコクで暮らしていると「食べ物」って大切なのよぉ~

おまけのたくわん

ブログ4
顔が真っ黒になりすぎて表情が分からなくなってしまいました

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