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素直にうれしいじゃないか

先ほどは自分のフランス語教室のことを書き、
嬉しいことがあったからまた書いちゃおう。
別に良いんだ、誰かに読んで欲しい、とかないし、日記代わりに書いているんだからさ。

ムスメの高校は今日から(というか本当は昨日から。昨日は歴史の先生が特別に授業をしてくれ、それに出ていたので学校には行っていた)休みです。

すっかり忘れていましたが、今月末にはバカロレアがあるのです。
今年は何があると言っていたかな。確か理系の生徒は、国語(仏蘭西語)、歴史、口答で何だかやるヤツ(20くらいお題が出されて、面接の先生と先生が指定したお題について語る)、既に終わったけれど2人組になって調べものをして発表する、とかいうのもありました。

このバカロレアについては書き出したら長くなるので、記録の為にもいつか長々書き記そうかと思います。

なので、ムスメさんは家に居るとだらけるから、と朝から図書館に行きました。

10分ほど前に電話があり
その前に、学年末に先生とクラス委員の生徒が出席して、学年末に生徒一人一人について話し合い、進級しても良いのか、という会議があります。

日本だと、落第はないし、希望した進路(理系に行きたい、と生徒が希望すれば理系クラスに行ける)に進めますが、仏蘭西の学校は本人が希望し、尚かつ学校側(先生の判断)が行っても良し、と認めて貰えないとなりません。成績が悪ければ落第します。

小学校、中学校までは学年末に「来年お宅のお子さんは進級させますか?」という手紙が来ます。
なので、たとえ成績が悪くても、親が落第させてくなければ進級させることが出来ます。が、高校は多分義務教育ではないので成績が振るわない子、やる気がない子は容赦なく落第、または希望の進路には進ませません。
大学に進学するための普通高校に入っても、やる気がなければ途中から職業高校に行くように言われてしまいます。

で、年末くらいだったか。
担任の先生に呼ばれました。
成績が悪いよ、というお話でした。。。

その数日後、各教科の先生との個人面談がありました。
そのときにいくつか有益なことを聞けました。

英語の先生は、授業中の発言をとても大切にしており、成績にも反映させる、と一番最初の授業で話したらしい。のに、ムスメは前期はほとんど発言しなかった。

数学、物理の先生は、教科書に載っている練習問題を解いて持って来れば添削してくれる。
英語の先生も今まで提出して返した作文を書き直して持って来れば、また見てあげる。
などなど。

その頃、ムスメもいろいろクラスのことで思うことがあったようです。
ムスメのクラスは皆さん優秀な子ばかりだそうで、目指す進路も多くの子が医者か弁護士だそうで、自分が授業が分からず質問をすると「最近授業が止まっちゃうわねぇ」と言ったりする子がいるそうで、質問したくても質問出来ず、また変なことを言って笑われたらどうしよう、と萎縮していたようなのです。

そこでムスメに言いました。
・毎日一問で良いので、教科書の問題を解き、「毎回」先生に提出すること。
授業中に質問が出来ないのなら、その問題を解いた紙に質問を書いたら良いのではないか。
・それも解決方法の一つではあるが、
恥ずかしい事は知らない、分からないことがあることより、知らないこと、分からないことをそのままにしておくことである。知らないことを質問することは全く恥ずべきことではないので、同級生の言ったことを気にすることは全くない。

とかエラソーなこと書いてみたけど、2つ目のことは難しいよね。年とって「恥ずかしい」なんて気持ちもどっか行ってしまった私でも躊躇してしまうもの。

話は変わり、通信教育を受けて新しい知識を得ましたが、残念なことに殆どを忘れてしまいました。。。
しかし、単純なあることは未だ身に付いています。

それは、先生は勉強したい、と意欲を持った生徒には非常に親身になってくれる。

私は全く優秀な生徒ではありませんでした。レポートの書き方だって知らなかったので子どもの作文より酷いものを書いていました。また、課題とはかけ離れたことを書いてしまったり。

なので、はっきりと「こんな小学生の作文の様な物はレポートではありません」と返事が来たり、「課題は〜なのですからそれに沿った、もっと深い内容の物を次回は書いてください」という評価が返って来て、自分では一生懸命書いたつもりだったのでショックも受けたのですが、反面、このままでは成績もいかんものになってしまう、ということで、そんなことしても良いのか分からなかったのですが、こちらも必死だったので、課題を提出するまえに先生に添削してもらったり、「こういう内容の物を書きたいのだが、趣旨に合っているだろうか」と何度も問い合わせたりしました。

すると、この前は厳しい評価をしていた先生が、こちらが必死になると先生も懇切丁寧に教えてくれるのです。
お陰で課題に対して深く知ることも出来(それなのに忘れてしまったなんて。。。)、何度もレポートを書き直すのは大変でしたが、書き方も少しは分かったような気がします。

この、知りたい、学びたいという意欲を持った生徒に先生はそれに応えてくれる。
というのは国が変わっても同じだと思い、自分の大学での出来事もムスメに話しました。

ムスメさんも問題を解いて先生に提出する事をし始め、また今のとても良い家庭教師の先生もお願いしました。

そして4月。
もう一度、担任の先生に面接をお願いしました。

そのときの先生の話はそりゃー驚きました。
ムスメは非常に良い方向で変わっている。
授業に積極的に参加し、成績も今のところ大きな変化はないけれど、この調子なら上がって行くだろう。
私は非常に感動しました。
年末のままだったら落第させてたけど、このまま頑張れば進級しても問題ないでしょう。

ムスメは安堵のあまり泣き出し、つられて私も涙が出てしまいました。
てか本当に危なかったのね。
それなのに、年末の面接では、空き時間多すぎ。だから学力レベルが低いんだよー、なんて先生に悪態ついてすみませんでしたねぇ。。。
先生親切にわざわざお宅のムスメさん、危険水域だよ、と教えてくれたのに。


で、10分ほど前にあった電話。
先生たちすごく褒めてくれたらしい。成績も上がったし。
進級しても良いって。

という内容でしたの。
いやぁ、良かった。落第は困るよ。
この意味はまた別の機会に。

思うに、成績というより、勉強をしっかりやる「やる気」があるかどうか、が進級出来るかどうかの大切な判断要素のような気がするな。

仏蘭西は基本的に公立学校に行かせていれば大学まで無料ですが、なんというか「ただほど高い物はない」な感じ。無料な分、やる気のない子に大切な国家予算は割けません、って感じがします。

そして私も高校生の頃、やる気のある生徒には先生は応えてくれる、に気づいていたらもっと違う人生を歩んでいたかもな、と思うと残念であります。



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