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ふらんす 大学進学

忘れないように書き留めておかないと

フランスの普通高校から大学への進学

*Le baccalauréat généralには3種類あり
・理系のS
・経済のES
・文系のL

高2から進路分けのクラスになる。

どの進路に進めるかは本人の希望ではなく、高校1年での成績と授業態度、理系希望者は学年末に行う理系に進みたい人へのテストによって決まる(らしい)。それを元に先生とクラス委員&その親が会議を行い、進路を決める。進路希望の書類には第2希望、第3希望を書いておき、第1希望が通らなかった場合、第2希望などに進む事になる。
成績が本人の希望と合わない場合、学校側から示された進路先(例えば職業高校に行くように、や、大学進学を希望していても短大進学コースに行くように、等)に進まなければならない。
それがイヤな場合は、留年し、再チャレンジする。

高2からバカロレアは始まり、高2では文系科目の仏語(国語)と地理歴史、2人組でテーマを決めて発表するテスト、お題を20ほど出されてそれについて調べ、口答で説明するテストを行う。

高3では理系科目、哲学、オプションで取っていた科目、外国語、体育などのテストを行う

合格点は50点。
各テスト20点満点で、10点が平均で±0。
coefficientがあり、例えば理系の生徒だと文系科目は×2。

例、国語で11(10+1)点、地理歴史で9(10−1)点だったとする。
coefficientは×2なので、
国語の+1×2=2   この時点で50+2=52

地理歴史は-1×2=-2
52-2=50 

というような計算をして最終的に50点になっていれば良い、という仕組みらしい。
理系の科目やオプションで取った科目はcoefficientの倍率が高くなる。

ムスメを高校に行かせて分かった事。
ふらんすは意外にもとにかく「理系至上主義」の国である。
理系は授業時間も宿題も文系、経済系よりもかなり多く、留年や高2が終わった時点で他の進路に進むように、と言われる確率が他よりも高い。
とにかく理系と他の進路に比べると非常に教育格差が大きい。
BacSを取れば理系はもちろん文系、経済系、どの専攻にも進めるが、逆はない。
ふらんすでエリートになりたい、エリートにはならなくても良いけどちゃんとした仕事に就きたければ理系に進まないといけない(ようだ)。
国も理系=ふらんすを将来的に引っ張って行く人材を育てる、というように位置づけているように感じる。

将来の進路がはっきりと決まっている。例えば弁護士、編集者、美術学校に進みたい等、のなら文系に進んでも良いようだ。
が、先日進路指導の先生が、弁護士試験の合格率はBacLよりBacSの生徒の方が高い、と話していたそうだ。
理由として
・高校で授業時間が多いので勉強をする癖がついている
・物理など理系科目を勉強しているので物事が理路整然と考えられる
から。

そういえば、先日「物理を専攻していた生徒の方が、就職後年収が多い。その理由は物事が理路整然と考えられるから」というニュースを読んだな。

こうやってフランスの格差社会は高校生の時の進路で決まって行くようである。

*理系の生徒の40%は医学部に進学する。

ふらんすの大学は希望者はほぼ全員希望した学部に進学出来る。が、卒業できるのは4分の1くらいらしい。
卒業よりも1年生から2年生に上がる時にかなりふるいにかけられる。
例 医学部10%台
  薬学部30%台 しか2年生に上がれない。

しかし、全員がまじめに医学や薬学を選んだ訳ではないそうで、「医学部ってどんな」という興味本位で選んでみた生徒がかなりいるらしい。また大学生になるとFête(ぱーちー)が非常に多いそうで、Fêteに行く事が本業になって「学校なんて行ってられるか!」と脱落していく生徒、アムールの国なのでそちらが一生懸命で学校に来なくなる生徒、またフランスの大学の週の授業時間は約18時間(自主勉強が大切になる)しかなく、また一人暮らしなどを始めると「学校に行かなくたって誰かに注意される訳でもなし」と学校に来なくなる生徒、行ってみたら合わなかったなどなどがかなりいて、真面目に授業に出席し、勉強をすれば2年生に上がる事はそう大変ではないようである。
が、医学部薬学部の生徒は1年生から2年生に上がれるように、プレパ(塾)に行く生徒がいる(年間約3000ユーロ)。
授業料は無料であるが、プレパの費用や医者になるには9〜11年学生をしないといけないのでその間の仕送りが出来ない家庭は子どもを医者にすることは難しい、ということか!?

では、BacSを取り、理系の学部に進めたらそれで良いのか、といったらそうではなく、「大学に進学=敗者」という考えもあるそうで、本当の成功者になりたければグランゼコールに進まないといけないらしい。

グランゼコールに進学する為には、進学予備校のプレパに進み、2年間狂ったように勉強しないといけないらしい。

バカロレアには他にも職業高校用、短大進学用などかなりの種類ある。

とにかくふらんすの高校卒業後の進路は複雑すぎて外国人の私には全く分からない。
ふらんす人が旦那さんのお知り合いなどに「旦那さんに聞けて良いね」と言うと、この制度はころころ変わるそうで、旦那さんの時と今とは全く異なりふらんす人の大人でさえ分からないようである。
確かに、中学卒業試験も高校卒業試験(バカロレア)も毎年変わっているらしい。

*これらは全てムスメが話してくれた物を書き起こしてみた。
 親がしっかりしていないと反比例して子どもがしっかりしてくるようだ。

〜いつかつづく〜




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