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携帯電話と学資ローン

大学からは合格というか受け入れの知らせは貰いましたが、バカロレアの結果は未だ出ていません。

が、娘の携帯電話の契約に行ってきました。

我が家はずっとOrange(ふらんすてれこむ)で携帯を契約していました。理由はここに来た時にはOrangeくらいしかまともな会社がなかったからです。しかしここは料金がやたら高い上に、国営企業の名残といいますか、本当に本当に店員の態度が悪い。悪すぎます。

数ヶ月前に娘は洗濯物の中に自分の携帯をいれたままにしてしまい。。。あっけなく使えなくなってしまいました。
しかし!その為に月々9ユーロの保険を掛けていたのよねー。良かったねぇー。
と急いでOrangeの店舗に行ってみた所、たった一言「ここに来ても何も出来ません。Orange mobileに電話して」でお終い。

ということで電話をしたのですが。。。
最近の大きい企業の電話って、「〜の方は1を、〜の方は2を・・・」と続き、該当する番号を押すと、また細かく「〜の方は1を・・・」が何度か続き、最後は「これについては〜」と音声説明でいきなりぷつん、と電話が切れる、という所が非常に多いのです。これって日本も同じでしょうか?
人間と話したいのに話せないイライラ。一体何番を押して行けば人と繋がるのか、何度か試行錯誤をしてやっと「只今お繋ぎしますのでお待ちください。待ち時間は10分です」なんて言われた日には。。。

で、待って待ってやーっと繋がったー、と思ったら
「保険なんてかけられていません」と一言でお終い。

仕方がなくもう一度店舗に行き、契約を確認してもらうと保険には入っている、と言うじゃないですか。

「ではその契約書をコピーしてもらえませんか」と頼めば「それは出来ません。ここでは何も出来ないのでOrangemobileに電話して下さい」とまたしても言われ。。。

「私は外国人で仕事探しに非常に苦労していますが、この仕事だったら私でも出来そうですね。だっていつも”Orange mobileに電話して下さい”と言えば良いのですから」と言ってみましたが、お店の人にはこの嫌みの意味が分かっていないようでポカーンとしていました。

このOrange、数年前にノルマ制を導入した所、自殺者が続けて出てちょっとしたニュースになりました。

ちょうどその頃、iphone 3Gが出た頃で、一度Orangeに話を聞きに行き、説明を受けた後少し考えるために店を出て、やっぱりiphoneにしようと戻って来て先程と別の店員さんと契約を結んだのですが、その時に説明をしてくれた店員さんが客(私たち)が居るにもかかわらず「オレの客を取るな!」と契約をしてくれた店員さんに怒っていました。

それに、Orangeの店員は人によって言う事が違う!一度変なばばぁに当たって頓珍漢な説明を受け、一度店を出たのですが納得がいかず別の店員さんに同じ質問をしたら全く違う事を言った、なんてこともありました。

娘の携帯電話の顛末ですが、じゃぁ新しいのを買い直そうとしても、娘が使っていた携帯はソニーのもので大したものではなかったのですが、携帯だけの購入だと450ユーロもしていしまいます。かといって、今の契約を破棄して新しい契約をし、携帯を安く買おうとしても、2年縛りの契約なのでそれをするなら高額な違約金を払わねばならず。。。

その頃には帰国の話も出ていました。海外への転勤や留学だったら契約期間内でも途中解約が出来るとのことなので(この事を、あのばばぁは「どんな理由であっても途中解約は出来ない」とか言ってくれた)、このままにして、親の帰国を機に新しい携帯会社にしよう、ということになりました。全くやれやれです。

料金が高い上にサービスも悪い。全く良い所がないので、今回は同級生で使っている子が多いというSFRという所で契約しよう、と家を出ました。

車を停めてSFRの店に歩いて行く途中、Freeというインターネットやら携帯やらを取り扱っている会社が「19.99ユーロでインターネットし放題」なんていう広告が目に入ってきました。

これ、SFRより安いよね。SFRに行く前にFnacに寄って色々調べよう、と予定を急遽変更しFnacへ。

Fnacは本屋、電気屋などが合わさったお店で、記憶ではここも携帯を取り扱っているのでは、というのと、ココではMacが使い放題なので、ここで他の携帯会社のプランも調べてみよう、と思い立ったのです。

Fnacでは携帯自体は売っているけれど、通話プランなどはありませんでした。
しかし、Macを使い他の携帯会社のプランを調べた所、SFRよりVirgin mobile の方がとても安いプランを提供していると分かりSFRに行く前に Virgin mobile に行ってみました。
Freeのプランも心惹かれたのですが、Freeは実店舗がないのです。その分安く出来るのでしょうが、やはり何でも電話で、というのも何かと心配ですし。。。

Virgin mobile はその名の通り、音楽のVirginがやっている携帯会社です。
お店にはそこそこ人が居ましたが、店員さんもそれなりに居てOrangeのように意味なく待たされる事なく直ぐに対応してくれました。

話を聞いてみると、一番高いプラン(45.99ユーロだったか)にすると、299ユーロのiphone5が200ユーロ引きになる、と言うのです。2時間通話無料、インターネット4G、SMS共に無制限、その上52カ国の国際電話が無料なのだそうです。残念ながら日本は入っていませんでしたが。。。ヨーロッパはもちろん、アメリカ、カナダも通話料無料です。

本当にナニが腹が立つかって「ヨーロッパは一つ」なんて言っておきながら、隣の国に行ったら途端に国際電話扱いになり料金がぐーんと上がる事です。ヨーロッパは一つなんだったら携帯電話だって国内料金にしてくれたって良いのに!と思ってしまいます。

最初は一番安いプランで、と思っていたのですが、そうするとiphoneが550ユーロくらいなので、1年間のトータルは一番高いプランの方が100ユーロ近く安かったです。
一番安いプランは何かと制限もありますし、一番高いプランにすると、来年出るiphone6を無料で交換してくれるということで、ここで借りるのなら一番高いプランだな、と心の中では決めたのですが、ここで契約する前にSFRにも行って料金を比べた方が良いだろう、と店員さんの前で思い切り日本語で話し(もちろんSFRという単語は出さず)、「もう少し考えてからまた来ます」と言って店を出ました。

SFRは土曜日なのに客はそれほどおらず。
話しを聞いたら、たとえ高いプランを選んだとしてもiphoneは550ユーロくらいしますし、翌年iphone6に無料交換という特典もなく、国際電話も有料です。

全くお話にならず、再び町をブラブラ。丁度Orangeの前を通りましたがSFRと良い勝負のガラガラ状態でした。

こんなに安いって何かカラクリか何かあるんじゃないか、と丁度Phonehouseという色んな携帯会社をまとめて取り扱っているお店の前を通ったので、ぶらりと入り、iphone5を契約したいんだけれど、SFRとVirginと迷っていて、と話してみた所
「VirginはOrangeとSFRのréseau(日本語でなんと言うのでしょう。「網」という意味なのですが。基地局でしょうか)を使っているので繋がりがあまり良くないときが有るのと、店員さんのサービスがあまり良くない」とのことでした。

つながりが余り良くない、と言っても。普段は電話とSMSくらいでインターネットはパソコンですれば良い訳だし、店員さんの態度はOrangeに比べたら数段良かったので、それくらいならばVirginで良いだろう、と再びVirginに行って契約をしました。

他の会社より料金が安いからか、契約をしている間もお店にはお客さんが続々と入ってきます。
が、どのお客さんもウチと同じような組み合わせ(高校生と親)ばかりです。

「皆大学生になるから携帯も新しくするのかねぇ」なんて私が言いましたら
「本当にそうだよ。友達もみんな変えているもの」という返事。

そういえば、、、
少し前に娘と同じ学年のお子さんを持つ方と話しをしました。その方が言うには、その方のお子さんの同級生の多くがこの前のクリスマスに大学用に、と新しいMacを買ってもらったそうで、
「うちもそうした」
と話してくれたのです。

その話を娘にしたところ、やはり娘の同級生の多くもこの前のクリスマスに新しいパソコンを買ってもらったそうなのです。

私としては、進学の時にまとめて揃える、というのがよくあるパターンかな、と思っていたのですが。

でも、その一度には買わない、には理由があるそうなのです。

うちは多分多くの日本人家庭がそうしてきたように、子ども達が小さい頃から少しずつ進学費用を貯金してきました。
今回娘が大学に進学するにあたり、その貯金を使う事になったのですが。。。

それを娘が同級生に話した所ものすごく驚かれた、というのです。

娘の同級生の多くの親の計画はこうです。
一人目の子どもが生まれると、その子が大学進学する年齢になるまでに家を買い、住宅ローンを組む。
子どもが大学進学する直前に住宅ローンを返し終わり、今度は子どもが進学するために学資ローンを組む。

これがこちらでは一般的(?)なようで、多くの同級生の親は1年ごとに銀行からお金を借りるそうです。
こちらの大学はほぼ無料ですから、子どもの生活費の為にローンを組む、というのが正解かも知れません。

とにかく「貯金」という概念がないそうなのです。

それで謎が解けました。

ここでも何度か書いていますが、こちらのお子さん達、本当に、ほんとーに色んなものを持っています。
小さい頃は店が開けるくらいのおもちゃ、大きくなるとブランドの服、下の子は現地校で中2ですが、携帯電話を持っていないのはクラスで下の子とあと一人だ、と言うのです。そして多くの子がスマートフォンを持っているとの事。

休みになれば数週間のバカンスに出かけるし、フランス人てお金持ちだなぁー、とずっと思っていました。
そうか、あるだけ使ってしまうのね。

そういえば、大学の学費(180ユーロ前後)もウチの親は払えない、だから奨学金貰えて良かった。と同級生数人が言っていた、と聞いて、冗談でしょ、皆きれいな服着てバカンスも良い所に行ってるじゃない、と答えていました。なぜなら娘がお友達と買い物をすると値札など見ずに躊躇せず買い物をしているそうなのです。ですがあながち冗談でもないようです。

で、パソコンと携帯を別々に買う、ということにしても、同時に買う事が出来ないから別々に買うのだ、そうです。でも確かにこれを同時に買うのは本当に大変なことです。そうか、その話を聞いていたらうちもパソコンは別の時に買ったのにな。進学時にまとめて揃えるもの、という考えに囚われてそんな考え、思いもつきませんでした。

この国は社会福祉が充実しているし、税金も高いそうなので国に貯金をしている、という考えなのでしょうかね。でも、日本人のように、悲観的になって何もせずどこにも行かず将来のために必死になってお金を貯めるというのもつまらない人生かも知れません。いつまで生きていられるかなんて誰にも分からない訳ですしね。。。

話は携帯電話に戻り、
色んな面で日本よりかなり遅れをとっているこの国ですが、インターネット関係はこちらの方に軍配を上げたくなります。
光、などは未だ大都市にしか普及していませんが、
こちらは インターネット+電話+テレビ この3つが一緒の契約が一般的です。料金は約35ユーロ/月。
テレビは300チャンネルくらい見られますし、それよりなにより固定電話が凄いのです。
世界約120カ国の国際電話が固定電話に限り無料なのです。この中には日本も含まれます。
国内と何故かカナダ(会社によっては他の国も)への携帯電話も無料になります。
カナダへの携帯も無料というのは、ケベック州に多くのふらんす人が移住して住んでいるからかな、と推測しますがどうでしょうか。毎年五千人ものふらんす人が移住しているそうです。

と書いてみましたが、ウチはふらんすのテレビは見られません。超ど田舎なので、4年近く前に引っ越した時には未だテレビの回線が来ていなかったのです。仕方がなく衛星でふらんすのテレビを見ていましたがそのうち何故かふらんすの主要チャンネルが見られなくなってしまいました。

後ろに住んでいる大家も同じ衛星アンテナで見ていたのですが、リモコンで調整したところ見られるようになったとの事。しかし何故かウチのアンテナはどういう訳か見られないままになってしまいました。

といっても、主要チャンネルは全然面白くなく、だったらこのままで良いわ、とそのまま見なくなってしまいました。

先日パリに行った際にアパートを借りたのですが、ここはホテルと違って一般家庭が使っているインターネット契約だったので300チャンネルのテレビが見られたのですが、すっごく面白い番組が結構有って、あー、これらが普段から見る事が出来たらもっとふらんす語が上達したかも、なんて思ったりもしました(上手くならなかった言い訳ですが)。

で、このインターネット+テレビ+電話の契約にプラス携帯にするとかなりお安く携帯電話が使えるようです。
日本もこんなプランが出てくれると良いのになぁ、もうあるのかしら。

それもそうですが、高校生で親は貯金がないだのそんな話をする事の方が驚いてしまいました。
日本の高校生もこんな話、するんでしょうかね?

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