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野心

7月5日はバカロレアの結果発表の日でした。

これって毎年同じ日なのでしょうかね。
フランス語の先生が「子どもの誕生日が7月5日でね。バックの発表と同じ日で、合格した日は誕生会も一緒にしたわ」なんて話してくれました。

娘は前日心配でよく眠れなかったそう。
私は前日まで平常心だったのですが、朝になったらそわそわしてきました。

学校に行って結果を聞いて書類を貰って来る、と支度をし始めた所
「友達からメール来た。合格してるって!」
おぉ、おぉ、それは良かったよぅ。。。

バカロレアの合格率は80%くらいとか言われます。殆ど合格じゃん、簡単じゃん、と取られがちですが、端から見ると結構大変だったような気がします。

というのは、試験科目がとにかく多い。というか全科目の試験を受けて点数がつきます。体育も点数がつくし、理科の実験の試験も受けます。外国語も娘は英語、スペイン語、日本語の3科目受けました。オプションで取っていた美術も何点か勉強の合間を縫って作成しました。オプション科目を沢山取っている子は点数も上がりますが、試験科目も多く負担も増えます。

こんな事書くと怒られちゃうかしら。でも書いちゃうよ。
日本程簡単に高学歴のディプロマを取れる国ってないんじゃないかなぁ。今は少子化で推薦など簡単な試験で大学に行けるようになったし、卒業もそう難しくなく出来るところもあるし。各大学のレベルは置いといて、「大卒」の資格が簡単に取れる国だなぁ、なんて思ったりします。

話は変わり
女の子はそう大きな変化はないけれど、男の子は化ける、と先生をやっている知人から聞いた事があります。

つまり、女の子は小1で「この子はしっかりしていて勉強も出来るな」と言う子はずーっと優等生な子が多い。
けれど、男の子は「大丈夫か、この子」というスタートでも、学年が上がり目標やら何かのきっかけでスイッチが入るともの凄い集中力を発揮し、「化ける」そうなのです。

娘は女の子ですが、最後の最後で化けてくれました。
今年始めの先生との面接では「このままでは大学に進んでも2年生に進級出来ないでしょうから、2年制の職業訓練学校も考えた方が良いですよ」
なんてキツい言葉を頂きました。

と、言っても後から聞いた所、この言葉、娘だけではなく、殆どの子に言っていた、と翌日分かりましたが。
先生なりの愛のムチってやつだったんでしょうか。

その後のバックの模試でもイマイチの成績しか取れず。。。

どうも本人は相当の危機感を持っていたようですが、親の私は全く心配せず。
というのは、あんなに勉強しなかった娘が去年に入ってから急にまじめに勉強し始めたのです。
あんなにゴロゴロするのが好きだったのに。あんなに誘惑に弱かったのに。
全てを断ち切り勉強してました。

しかし成績は結局ずっとクラスの平均以下でした。
が、成績が出た後の最後の試験にとても良い点数を取り。。。

バックの合計点は超素晴らしい!という点ではありませんでしたが、主要理系科目でとても良い点数が出ました。
特に数学は20点中17点でクラスで一番だったとか。
先生から聞いた時に「ウソだー!」と叫んでしまったとか。
興奮した状態で電話して来ました。
生物、物理・化学の実験の試験では失敗してしまい相当落ち込んでいましたが、筆記でかなりカバー出来、予想以上の点数が出ました。
生物の先生からは「実験で失敗したのによくこの点が取れたね」と言われたとか。

娘はこれから理系科目を専攻したいそうで、今後他の学校に行く際、このバックの理系科目が非常に大切になって来るそうです。

バックの結果が予想以上に良かったので、娘はもう一段上に行きたいという気持ちになったようです。

金曜日のあさイチで林真理子さんが出ていて「野心」について話していましたね。
私も野心を持った人、特に若い人がとっても好きです。
なんとなーく、野心を持つ、とか女の子なのに気が強い、とかあんまりよく思われていませんよね。
頑張ってるなんて格好悪い、みたいな。
でもさ、失敗したって痛くも痒くもない若いときに野心を持たないでどうするのさ。一体いつ挑戦するのさ、それこそ今流行言葉の「今でしょ」と言いたい。

なので、娘が野心を持ち、もう一段上に行きたい、と思うようになったのはとても嬉しいです。
小さい頃は良い表現だとおとなしく、悪い表現だとぼけーっとしていて、自信がなかったのに。
こうやって努力をし、結果が着いて来るんだと分かると人って強くなるし、野心的になるんだなー、と娘を見て思いました。
そう言えば私も「女の子だからこそ勉強し、手に職をつけないといけない」と焚き付けてたな、と思い出しました。
自分が親から「女は学歴なんていらない」と言われて育ち、実際手に職がないが為にとっても弱くて困った立場になってしまったので尚更強く女の子こそ学歴が必要だ、と思ったのです。

でも、これはただの通過点。
悔いのないように生きて欲しいものです。

因みに、担任の先生の愛のムチが効いたのか、娘のクラスメイトは全員合格したそうです。
これはあんまりない事だそうで、普段無愛想な先生も笑顔だったそうです。
良かった良かった。


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