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もやもや もやもやもや

この前stageさせてくれた所に行って来た。
店主が日本に帰るのなら仕事を手伝って、とその前に言って来たからだ。
どんな事を手伝うのか、条件(こちらは全然期待せず)を聞く為に。

先ず、店主はとある店?というか卸に数千ユーロ分の商品を送ったらしい。
卸から来た書類を見ると(どうもふらんす人だかふらんすごが超堪能な人が居るようで書類はふらんすごだった)、誰もが知っている百貨店にここの商品を置く、と書かれている。

で、商品を送ったらかなりの数の返品があったらしい。
なんでも、布に本当に本当に小さい汚れや色抜けがあった、とか、ミシン目が抜けていた(1センチ程)商品があったらしい。
縫い目の抜けは不良品だけれど、小さい色抜けは言われないと気づかない程小さいものだった。
「日本のお店って細かいわね。返品された商品を店に置いたら売れちゃったわ。こっちの人ってそれくらいだったら気にしないのに」と不満げ。

私は日本人だし、でもこちらに長く住んでいるしで両方の言い分は理解出来る。日本は本当に細かいのよねぇ。
でもお金を出して物を買うのにちょっと、、、な物は買いたくないもの。一方で良く見ないと分からないくらいの汚れだったら気にしなくても、とも思うし。

その色抜けとか汚れはほぼ手作りの作業なので全くそれらがない完璧な布を作る事は出来ない、とのこと。
だったら、今は欠点になっているそれらの事を大げさに「こちらの布は手作りで大量生産している物とは違うので」とか言って長所に換えられるんじゃないかしら、と言ってみる。

で、本題の仕事の話。
先ず、日本に送った商品が未だ書類に書かれている百貨店に置かれているのか、いくらで売られているのかを調べて欲しい。
それも、「私は○×というお店の店主と知り合いで〜」なんて感じじゃなくて「私は少し前にふらんすに住んでいて、○×の商品が好きでよく買っていたんです。日本でも買えたらな、と色々調べたらお宅が商品を輸入した、というのが分かって。どこで買えるんですか?」と客を装い売っている店を聞き出し、値段を調べて欲しい、というのが第一。

第二は、日本人はふらんすの物、特に雑貨が好きみたいだから、雑貨屋に行って、ここの商品を私に渡すから「こんな商品、こちらに置いてくれませんか」って聞いてみて。
例えば、ここら辺の有名な布屋が既にいくつか日本に進出している。そう言う所だったらここら辺の事をよく知っているだろうから、そう言う所を当たったらどうかしら。
あとね、有名なジャム屋があるじゃない。あの店も日本に店を出しているんじゃない?えっ、あの店と同じ百貨店に私の商品が置いてあるかもしれないの?だったら例えばそのお店の隅っこに商品置いて、と聞いてみて。

ここで既になんだかな、と思い始める。
一番目の頼み事はまぁやってやれなくもない。けどぉ、2番目の話って「飛び込み営業」ってやつかしらん。
今までそのような事をした事がない素人が出来るか???

そして条件は
小声で「本当はこう言う事を頼むんだったらお金を払わないといけないんだけど、、、」と言っていたけど。お給料払うわ、などそう言う事は言って来ず。

私もねぇ、普段はムッとするような事言われたりすると下手のフランス語で喧嘩とかしたりするけど、こう言う所で日本人なのよねぇ。

何度も書くけれど、ここは本当に超保守的で差別的な事を何度も言われたりした。そんな所でふらんすごも大して上手じゃないアジア人を快くstageを引き受けてくれた事は本当に感謝している。
だから恩返し?してちょっと協力した方が良いかなぁ。

私だってただ働きはもうイヤ。でも、年齢から考えると日本で仕事を探してもパソコンも使えない、何も資格もない人間が見つかるかは、、、厳しいと思うわ。だったら最初はただ働きでもこれがきっかけで何か仕事が見つかるかもしれないし、、、

なんて淡い期待も有ったりして、店主から渡された商品と布の切れ端をそのまま持ち帰って来た。
店主の「あなたって本当に親切で良い人ね」という言葉とビズと共に。

でもなぁ
stageを受け入れてくれた事、自分の年齢云々を差し引いても何だかもやもやするんだよなぁ。

だって、例えば電話をすれば電話代がかかる。
その店の為にどこか行くのなら交通費がかかる。時間だって割かないといけないし。
誰かに会うのだったら服装だってなにか揃えないとダメだろうし。

でもなぁ、世話になったし。。。とぐるぐる考えがまとまらない。


ここでとても頼りにしている人が居る。
私が子どもの学校の事で悩み過ぎて一時期鬱のような状態になってしまった(これはまたいつか)。
その時も彼女に聞いてもらいアドバイスを貰ったら途端にあんなに落ち込み何も出来ない状態だったのがあっという間に回復した。
今はなんであんな後ろ向きな思考になっていたんだろう、と自分の事なのに信じられない思いだけれど本当に思い詰めてしまっていた。

超狭い日本人社会。良い噂は広がらないけれど、悪い噂、人の不幸はあっという間に広がり、なかなか本心を言えない社会の中で、彼女のように真っ黒な部分を話せて励ましてくれる人が居た私は本当に幸運だ。彼女が居なかったら今頃どうなっていたか。。。

今回の事も話してみた。すると
冗談じゃない。そんなバカな話に乗ってはダメよ。と言われる。

あなた(私)はstageを受け入れてもらって恩義を感じている、と言うけれど、彼女にしてみたら丁度良かったのよ。一番忙しいくりすます市で人手が欲しい。けれど人を雇う余裕はない。そんな時にあなたがstageをさせてくれと言って来た。本来なら商品はどのように作られるか、流通経路はどんなだ、とかstageというのは勉強させる制度なのよ。だけどあなたがしたのはただ店の手伝いでしょ?きっと売れた商品を包んでくれたらそれで良いわ、程度よ。
今度のことも、日本に商品を輸出したい。けれどなかなか販路を広げられない。どうしよう。というところにあなたが来て、日本に住むと言っている。まぁなんて丁度良いのかしら。またあなたに頼んでしまおう。いつもニコニコ私の言う事聞いてくれる人の好い日本人だし。

例えば価格の調査だけど、もし店主が後ろめたい事がなければ彼女が直接「私の商品は日本でいくらで売られていますか」と聞けば良いだけ。なぜそんな姑息な方法を取るのかしら?

本当にちゃんと働きたいのならちゃんと契約(例えばここの商品をふらんす国外で売る場合、必ず私を通す事、など)を結んでお給料を貰わないとダメ。
多分店主の考えはあなたに商品を置いてくれる店を見つけさせる。で、その後は「後は私が直接やり取りするから〜」であなたのことをポイっとすれば良いわ。ってところじゃないかしら。
stageにしたっていくら余裕がないとはいえ、それなりに誠意を示しても良いはず。心付けも払えないのならせめて食事をごちそうするとかね。ただ店の商品をいくつか渡して「ありがとね」なんて余りに誠意がなさ過ぎ。

第一名刺もない、その店との契約書もないあなたがブラっと雑貨店なりどこかに行って「こんな商品、お宅のお店で置いてくれませんか〜」なんて言って来たって一体誰が信用するのよ。その店主も自分で商売していてそんな事も分からないのかしら。

ってところね。良いカモにされているのよ、あなた。
自分を安売りしてはダメよ。あなたはもっと自分の希望を言っても良いの。それでイヤ、それじゃぁ、、、と言うのならその程度。

と言われてハッとする。特に「自分を安売りしてはダメ」という言葉。今回の事だけじゃなくて全てに通じるよなぁ。私は気が強い方だと思うけど、内心人から嫌われたくないとかいう下心もあったりする小心者なので、つい頼まれたりするとなんだかな、と思いながらも引き受けて、断らなかった自分が悪いのに「何でこんな事頼んでくるんだよ」とブツブツ逆恨みしたりする事もよく有る。
今回の事もそう。

本当にこの仕事がしたいのなら、契約を結んでお給料もしっかり貰いなさい。そうしたら飛び込み営業だってなんだってせざるを得ないでしょう。でもこの仕事が本当にしたいの?したくもないのに中途半端に手を出さない方が良いわ。こんなことしなくても、きっと他にも仕事が見つかるわよ。
と言われて納得。
自分の年齢とか何も特技も資格もない自分に対して卑屈になっているんだよなぁ。

そして色々思い出す。そういえば、stageを申し込んだのは10月頃だったかなぁ。その時に確かに
「これからくりすますいちが始まるし、人手が必要なのよね」と言ってたな。
その後連絡がなくて、やっぱりダメだったか、と思っていたらくりすますいちが始まる直前に「stageする?」って連絡が来たんだよなぁ。
もしかしたら、あんな面倒な書類作成もタダで人を確保出来るからやってくれたのかなぁ。。。
そうは思いたくないけど、思い出せば思い出す程思い当たるのよね。。。

あんまり私は物事を深く考えずに行動してしまい、それが原因で度々こういう安請け合いをしてしまいトラブルに巻き込まれそうになる。
そして頼りないからか、いつも彼女のような人が身近に居てくれてこうやってピシっと言ってくれて事なきを得る事がしばしばある。
もういいトシなんだから学習しないとなぁ。

そうだよね、やっぱり安売り、出来そうもない安請け合いはしちゃダメよね。そんな事したら却って相手との関係が悪くなるのよね。

ということでこれからは安売りをしないことにします。。。


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